離婚では財産分与や養育費、また将来の年金分割など、お二人だけの話し合いでは合意が困難な事項が数多くあります。法律上のこと、今後のことなどについて適切な助言をお聞きになって協議されてはいかがでしょうか。また、合意事項は「公正証書」とすることをおすすめしています。
◆事例1 離婚後の子どもの姓はどうしたら・・・
離婚すると私は一度、旧姓にもどりますが、私が親権者となった場合、子供の姓を私と同一にすることはできますか。あるいは、これまで通りの姓(夫の姓)を引き続き使用することができますか。また、姓が変わっても子供は父親の相続人となれるのですか。
◆事例2 夫に子どもと面会させたくないのですが・・・
離婚することには合意しますが、夫には子供と面会(面接交渉)させたくありません。養育費を受け取らなければよいのでしょうか。または、夫に誓約書を書いてもらえれば有効ですか。公正証書にするのはどうでしょうか。
◆事例3 生活費の金銭的な負担をしてくれないのですが・・・
子供が生まれたのですが、夫は一度も子供と会わずに実家へもどってしまいました。さらに、生活費を含めて一切の金銭的負担をしてくれません。私の貯金で今は生活していますが、今後、どのようにすればよいでしょうか。

